寝る前のストレッチでダイエットできる4つの理由について解説!
「ダイエットを成功させたいけどなかなか続かない」というお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめのダイエット法が寝る前のストレッチです。
寝る前に簡単なストレッチを続けると睡眠の質や体質が改善し、痩せやすい身体に変化することが期待できます。
本記事では寝る前のストレッチでダイエットできる4つの理由について解説します。
記事の後半ではダイエット効果が期待できる4つのストレッチも紹介しているので、ぜひこの記事を参考にダイエットを成功させましょう!
目次
寝る前のストレッチに期待できる6つの効果
寝る前のストレッチには、主に以下6つの効果が期待できます。
- 血液の循環がよくなる
- 心身共にリラックスできる
- 睡眠の質が向上する
- 不要な食欲を抑えられる
- 姿勢がよくなる
- 疲労が回復する
寝る前のストレッチに期待できる6つの効果について詳しく見ていきましょう。
寝る前のストレッチ効果①血液の循環がよくなる
寝る前にストレッチをおこなうと、筋肉が緩み、筋緊張によって圧迫されていた血管が拡張するためするため血液の循環がよくなるといった効果が得られます。
また、血液の循環がよくなると、冷えやむくみを解消したりターンオーバー(お肌の新陳代謝)を活発化させるなど、さまざまな健康・美容的効果が期待できます。
寝る前のストレッチ効果②心身共にリラックスできる
寝る前にストレッチをおこなうと、心身共にリラックスした状態になります。
ただし、ストレッチのやり方によってはかえって身体が興奮状態となるため注意しましょう。
寝る前にストレッチをする際の注意点については後ほど詳しく解説します。
寝る前のストレッチ効果③睡眠の質が向上する
睡眠の質が向上する効果も、寝る前のストレッチに期待できる効果の1つです。
気持ちよくストレッチすると心身がリラックスし、自律神経のバランスが整う効果があります。
また、自律神経のバランスが整うと睡眠の質が高まり、日中のパフォーマンス向上にもつながるため、睡眠前のストレッチは定期的に取り入れてみましょう。
寝る前のストレッチ効果④不要な食欲を抑えられる
意外に思われるかもしれませんが、寝る前のストレッチは不要な食欲を抑える結果につながります。
実は人間が睡眠不足状態に陥ると、食欲を高めるホルモンの分泌を促すことが分かっています。
ストレッチで睡眠の質が向上すれば、結果として不要な食欲を抑えることができるでしょう。
寝る前のストレッチ効果⑤姿勢がよくなる
姿勢がよくなることも、寝る前のストレッチに期待できる効果の1つです。
不良姿勢の多くは骨のゆがみではなく、筋肉(骨格筋)の緊張によってもたらされます。
ストレッチで筋肉を緩めると、姿勢を根本的に改善する効果が期待できます。
寝る前のストレッチ効果⑥疲労が回復する
寝る前のストレッチには疲労回復効果が期待できます。
ストレッチで筋肉が緩むと、血液の循環が促進されます。
血液は全身に酸素と栄養を送り届けるため、血行がよくなると疲労回復につながるのです。
寝る前のストレッチでダイエットできる4つの理由
ストレッチで本当に痩せることができるのか疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにストレッチをしたからといって、みるみる体重が減る訳ではありません。
しかし、寝る前のストレッチを続けると、以下4つの理由でダイエットを成功させやすくなります。
- 脂肪燃焼効果が高くなる
- 全身のバランスがよくなる
- むくみが解消できる
- 腹圧が高まる
寝る前のストレッチでダイエットできる理由についてさらに詳しく解説します。
寝る前のストレッチでダイエットできる理由①脂肪燃焼効果が高くなる
寝る前のストレッチでダイエットできる理由の1つが、脂肪燃焼効果が高くなることです。
ストレッチにより関節の可動域が高くなると、同じ動作をしても運動効率が向上します。
そのため、運動効率が向上すれば脂肪が燃焼されやすくなり、少しの運動でも効率良く体重を減らすことが可能になります。
寝る前のストレッチでダイエットできる理由②全身のバランスがよくなる
全身のバランスがよくなることも、寝る前のストレッチでダイエットできる理由の1つです。
ストレッチで筋肉が緩むと、骨格のゆがみが解消され全身のバランスが整いやすくなります。
また、全身のバランスが整うと姿勢がよくなるため「見た目やせ」の効果も得やすくなるでしょう。
寝る前のストレッチでダイエットできる理由③むくみが解消できる
寝る前のストレッチでダイエットできる理由としては、むくみが解消できる点もあげられます。
女性に多い「足の太さが気になる」という悩みは、大半はむくみが原因とされています。
ストレッチでむくみを取り除くことで、美脚効果も期待できるのです。
寝る前のストレッチでダイエットできる理由④腹圧が高まる
腹圧が高まることも、寝る前のストレッチでダイエットできる理由の1つです。
ストレッチで全身のバランスが整うと、腹圧が高まり上半身をまっすぐに保ちやすくなり、ウエストまわりを引き締める効果が期待できます。
寝る前のストレッチでダイエットする際の注意点
寝る前のストレッチにはさまざまなダイエット効果が期待できます。
しかし、誤った方法でストレッチをすると、逆効果になる可能性もあるため注意が必要です。
寝る前にストレッチをする際には以下の点に注意しましょう。
- 痛みを感じるほど筋肉を伸ばさない
- 伸ばす筋肉を意識しすぎない
- ストレッチをするときに呼吸を止めない
- 寝る前に食事をしない
- 就寝直前までスマホを見ない
ストレッチをする際の注意点について詳しく見ていきましょう。
寝る前ストレッチの注意点①痛みを感じるほど筋肉を伸ばさない
寝る前にストレッチをする際には、痛みを感じるほど筋肉を伸ばさないよう意識しましょう。
痛いほど伸ばそうとすると、かえって筋肉は収縮して硬くなる上に、脳が興奮して睡眠の質を低下させる結果につながります。
寝る前ストレッチの注意点②伸ばす筋肉を意識しすぎない
寝る前にストレッチをする際には、伸ばす筋肉を意識しすぎないようにしましょう。
ストレッチは伸ばす筋肉を意識することが重要だと考える方もいるかもしれません。
しかし、意識すると筋肉はかえって緊張して硬くなりますので、気持ちよく感じる程度になんとなくストレッチすればOKです。
寝る前ストレッチの注意点➂ストレッチをするときに呼吸を止めない
寝る前にストレッチをする際には、呼吸を止めないこともポイントです。
呼吸を止めると自律神経のバランスが乱れやすくなり、睡眠の質が低下してしまう可能性があります。
また、息を吐く際に筋肉を伸ばすとより伸びやすいため、呼吸はストレッチの効果を上げることにつながります。
寝る前ストレッチの注意点④寝る前に食事をしない
食事の後は消化・吸収のため胃腸に血液が集まりますので、寝る前のストレッチをする場合、食後すぐは避けましょう。
そのタイミングでストレッチをすると、消化や吸収を妨げる結果となります。
ストレッチをおこなう場合は、最低でも食後30分は空けましょう。
寝る前ストレッチの注意点⑤就寝直前までスマホを見ない
就寝直前までスマホを見ていると脳が興奮し、睡眠の質を低下させてしまいます。
寝る前にストレッチをする場合は、就寝直前までスマホを見ないようにしましょう。
電気を消した暗い部屋でストレッチすると、リラックス効果や睡眠の質向上にもつながりおすすめです。
ダイエット効果が期待できる寝る前のストレッチ4選
ダイエット効果が期待できる、寝る前のストレッチは以下の4つです。
気持ちよく取り組んで効率良くダイエットにつなげていきましょう。
- 身体のゆがみを整えるストレッチ
- 胸郭を開くストレッチ
- ヒップアップストレッチ
- むくみ解消ストレッチ
4つのストレッチに期待できる効果と手順を簡単に紹介していきます。
ダイエット効果期待!ストレッチ①身体のゆがみを整える
身体のゆがみを整えると、全身のバランスが整うので、見た目やせ効果を得やすくなります。
② 両ひざを90度に曲げて立てる
③ ひざをそろえたまま左右に倒す
④ 30秒×3セットおこないましょう
ポイントは骨盤の中央にある「仙腸関節」という関節の可動域を広げる点です。
ダイエット効果期待!ストレッチ②胸郭を開く
胸郭を開くストレッチをおこなうと、猫背の改善とバストアップ効果が期待できます。
② 両手をバンザイするように大きく上にあげる
③ 両手を大きく真横に開く
④ 30秒×3セットおこないましょう
ポイントは胸にある大胸筋や小胸筋を伸ばす点です。
ダイエット効果期待!ストレッチ③ヒップアップ
お尻の筋肉をストレッチすると、ヒップアップ効果が期待できます。
② 左ひざを90度に曲げて立てる
③ 右の足首をあぐらをかくように左ひざに乗せる
④ 両手で左ひざの裏側を持ち胸に引き付ける
⑤ 30秒たったら反対側も同様におこなう(3セット)
ポイントは股関節の可動域を広げる点です。
ダイエット効果期待!ストレッチ④むくみ解消
太もものストレッチをおこなうと、血行がよくなりむくみの解消につながります。
② 右ひざを曲げて足首をお尻の横に持ってくる
③ 太ももの前にある筋肉(大腿四頭筋)を気持ちよく伸ばす
④ 30秒たったら反対側も同様におこなう(3セット)
ポイントは大きな筋肉を緩める点です。
ストレッチとダイエットに関するQ&A
ストレッチとダイエットに関しては、次の3つの質問が多く寄せられています。
- ストレッチで脂肪燃焼は起こる?
- ストレッチで基礎代謝はアップする?
- 筋トレとストレッチはどっちが先?
これらを正しく理解して効率よくダイエットを成功させましょう。
ストレッチで脂肪燃焼は起こる?
結論から言えば、ストレッチで脂肪燃焼は起こらないため、脂肪を燃焼させるためにはジョギングなどの有酸素運動をおこなう必要があります。
しかし、ストレッチで関節の可動域を広げると、脂肪燃焼効率を高める効果は期待できます。
有酸素運動は脂肪を燃焼させるはたらきがあるので、ストレッチ中は息を止めずに酸素を身体に取り込むことが重要です。
ストレッチで基礎代謝はアップする?
ストレッチで基礎代謝はアップしませんが、朝日を浴びてストレッチをすることで代謝が上がりやすくなります。
筋肉が緩み血行がよくなることでアップするのは新陳代謝ですが、新陳代謝がよくなればさまざまな美容効果が期待できます。
筋トレとストレッチはどっちが先?
筋トレをおこなう場合は、ストレッチを後におこないましょう。
先に筋肉を緩めてしまうと、ケガのリスクを高めるため注意が必要です。
筋トレの後にストレッチをすると、疲労回復を早める効果が期待できます。
寝る前のストレッチでダイエット|まとめ
寝る前のストレッチには以下のダイエット効果が期待できることが分かりました。
- 脂肪燃焼効果が高くなる
- 全身のバランスがよくなる
- むくみが解消できる
- 腹圧が高まる
身体面や美容面でもメリットが多いため、コツコツと続けることがおすすめです。
今回ご紹介した4つのストレッチは、寝ながらできる簡単なものばかりです。
寝る前のストレッチで筋肉や関節を柔軟に保ち、効率的にダイエットを成功させましょう!